書店ナビ | ひんやりとした空気が心地よい読書の秋、今週の北海道書店ナビはこれまでの掲載から札幌市内の個性派古書店さんをご紹介します。ご店主の色をとことん楽しむ古書店めぐりに出かけてみませんか? |
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前菜 北大生の気持ちをくすぐる新感覚
第388回 BOOK LAB. [2018.8.13]
ふりかえりトーク
札幌市内きっての古書店街のひとつ、北海道大学周辺に2016年7月から軽やかに仲間入りしたのが、北18条西4丁目にある「BOOK LAB.」(ブックラボ)さん。お客様をやさしく迎えいれる木のサイディングが目印です。
教科書販売に力を入れ、500円の袋に「文庫本詰め放題」なんていうフレッシュなアイデアで「大学生全力応援」!
HIGHTIDEの文房具も充実し、最近では店内でアコースティックライブにも初挑戦。まめに更新しているFacebookを見ていると、学生ならずとも行きたくなる新感覚の古書店です。
メイン あの店に行きたいから東区へ行く
第333回 書肆吉成(しょし・よしなり) 吉成 秀夫さん [2017.7.10]
ふりかえりトーク
2009年から東区で店を構える書肆吉成さん(現在の北26条東7丁目には2016年8月に移転)は、郷土史や人文系に強いご店主、吉成秀夫さんの“城”であり、昭和世代には懐かしい古書店の雰囲気をたっぷり味わえる正当派の古本屋さん。
一歩足を踏み入れると「え?もうこんな時間?」と驚くくらい長居してしまうこと間違いなし!
街中の池内店は出版社別に棚が並ぶ新刊書店も取り扱い、ギャラリースペースで詩人や写真家たちのトークイベントも行っています。現在好評発売中の地方創生情報誌『地域人』50号でも紹介されています。
デザート 山鼻にできた「多様性のダム」に飛び込む
第429回 ビーバーズブックス [2019.6.10]
ふりかえりトーク
チカホブックマルシェに定期的に出店している「ビーバーブックス」さん。以前から気になる存在で、実店舗のオープンを機に早速取材にうかがいました。
写真集やアート、カルチャー、ファッション関連のビジュアル本が多く、ニューヨーク発のビジュアル・マガジン『VISONAIRE(ヴィジョネア)』のバックナンバーが並んだ棚は「圧巻」の一言! 取材チームは思わずお財布と相談してしまいそうになったことを告白します…。
最寄り駅は地下鉄南北線の「幌平橋」駅から徒歩9分、電停「静修学園前」徒歩3分。ご店主の池田一博さんが推すレコードコーナーもぜひチェックを!