【NEWS01】
5月25日に待望の続編発刊!ミュージアムグッズ愛好家・大澤夏美著『ミュージアムグッズのチカラ2』好評発売中!
「これはすぐに続編が出るに違いない!」
札幌のミュージアムグッズ愛好家・大澤夏美さんの初の著作『ミュージアムグッズのチカラ』を手にしたとき、そう感じた人は多いのではないか。
なにしろ載っているのは、日本各地のミュージアムーー博物館や美術館、記念館、昆虫館、水族館、動物園などなど(野付半島ネイチャーセンターも入っている!)ーーで手に入るグッズの数々。
それらの見た目の解説だけでなく、どういう思いで、時にはどんな技術を使って作られたのかを解説する、楽しくてためになる情報満載の一冊だからだ。
その全てを取材・執筆した大澤さんに2021年7月、出版までのお話をうかがい、同時に「ミュージアムグッズでフルコース!」も作っていただいた。詳細は下記のリンクをご覧いただきたい。
そこから1年にも満たない2022年5月25日、待望の第2弾『ミュージアムグッズのチカラ2』が発刊された。
- ミュージアムグッズのチカラ2
大澤夏美 国書刊行会 - ミュージアムグッズの魅力を①かわいいを楽しみたい②感動を持ち帰りたい③マニアックを堪能したい④もっと深く学びたいの4つのテーマで分類。地域を超え、ジャンルを超えてミュージアムグッズの「チカラ」で博物館の魅力を発信する。
来週の書店ナビではご本人のインタビューを掲載予定。続編の魅力をさらに詳しくお伝えしたい。
【NEWS02】
【第一報】9月2日から3日間、千歳市&まちライブラリー協働企画
「ちとせまちライブラリーブックフェスタ 2022」開催決定!
一般社団法人まちライブラリーが事務局を務める利用者参加型民間図書館「まちライブラリー」は、大阪を中心に全国で900カ所近く展開中。
2022年1月6日には、2021年3月末に閉館した「まちライブラリー@千歳タウンプラザ」の蔵書を引き継いだ新生「まちライブラリー@ちとせ」がJR千歳駅前に開館した。
そのオープンを記念して2022年秋、全国のまちライブラリーをつなげる恒例のイベント「ブックフェスタ」の千歳開催が決定!
千歳市と一般社団法人まちライブラリーが市民との協働組織「ちとせまちライブラリーブックフェスタ 2022 実行委員会」(委員長は曽我聡起公立大学法人千歳科学技術大学教授)を立ち上げ、「ちとせまちライブラリーブックフェスタ 2022」を 9 月 2 日(金)より9月4日(日)までの3日間実施する。
3日間を貫くテーマは「本で人とつながり、本の力でまちを変える」。トークイベントや、選書を紹介し合う「植本祭」、千歳のグリーンベルトでは北海道ブックフェス企画の「ワンデイブックス2days」、移動図書館やまびこ号での災害図書の展示など、本にまつわるさまざまな企画が展開される。
中でも注目は、市民参加型企画の「本の巣箱グランプリ」。巣箱のような小さな書棚&読書用ベンチのセットを募集し、9月2日と3日にグリーンベルトで展示。来場者とブックフェスタ実行委員会の投票により、グランプリを決定する。賞金は10万円。詳しい応募情報は下記のサイトで7月下旬以降に情報公開となる。
【NEWS03】
5月21日イベントレポート チームに分かれて大盛り上がり!
升井純子・小寺卓矢『さくららら』トーク&ワークショップ
2022年5月21日、札幌市中央区の俊カフェで児童文学作家の升井純子さんと写真家の小寺卓也さんの共著である写真絵本『さくららら』のトークイベントが開催された。
俊カフェに小寺さんが上映セットを持参し、『さくららら』の読み聞かせから始まった。
- さくららら
升井純子 文・小寺卓矢 写真 アリス館 - 北国にある桜の木は、今年もつぼみをつけ、ふくらませ、じっくり開花の準備をする。自分の咲く日は自分で決める、さくらちゃん。その様子をまわりが温かく見守ります。北海道の幌加内町朱鞠内(しゅまりない)に実在するチシマザクラを主人公にした写真絵本。
升井さんが本書の構想を思いついたのは、2014年5月28日。「朱鞠内湖畔でようやく桜が開花した」と伝える新聞記事を読み、「…"ようやく"? "ようやく"ってなんだ?」と違和感を覚えたことが創作につながった。
そこからすぐに「わたしが咲く日は、わたしが決める」という本のテーマが浮かんだこと、写真を頼みたいのは小寺さんだったこと、そして肝心の主役である桜探しに実に6年を越える歳月がかかったこと…というご本人たちのお話は、下記のリンクからご覧いただける。
2021年3月の発刊から1年が過ぎ、『さくららら』は2022年4月で3刷目。
今回のトーク&ワークショップは昨年予定していたものだが、コロナ禍で延期になり、「ようやく実現できました」と俊カフェオーナーの古川奈央さんも嬉しそうに参加者を見守っていた。
2人の著者から創作秘話を聞いた参加者は、絵本に掲載できなかった「ボツ写真」を使うワークショップに挑戦した。
4人ずつ2組に分かれて、15枚の写真を見ながら物語を作り上げていく。
「主人公を決めましょうか?」「かけあい?いいですね!」「オノマトペを使うと楽しくなりますよね」。小寺さん・升井さんのアドバイスを受け、どんどん言葉が溢れ出す。
2チームの物語が完成すると、15枚をその順番に並び替えて早速、スクリーンで読み聞かせ付きの上映会。「コロナになってからこんなに楽しい時間を持てたのは久しぶり」「皆さんの発想の豊かさに感動しました」という参加者の感想からも、実りの多い時間だったことがうかがえる。
「物語を作る力は誰にでも備わっているもの。普段はそれにフタをしているだけなんですよね」と語る小寺さん。『さくららら』で初めて組んだ升井さんとのコンビをぜひとも、また見てみたい。
サイン会まで会話が弾む、楽しい集まりだった。升井さんのサインがカラフルでかわいい!
【NEWS04】
リトルプレス「本のフルコース」最新情報
個人通販をメインに札幌市内の書店、ブックカフェの店頭でも
北海道書店ナビから生まれたリトルプレス「本のフルコース」。本書のために新たに取材した札幌弘栄堂書店パセオ西店の石川幸店長と人形作家・高山美香さんのフルコース、北海道書店ナビライターの佐藤優子が選ぶおすすめバックナンバーが掲載されている。
佐藤優子
購入や取り扱いに関心がある方は下記の著者までご連絡を。
本書は自費出版のため、販売方法は個人通販のほか、以下の店舗でも取り扱ってもらっている。
【6月20日時点での取り扱い販売店】※札幌市以外は( )で表記
- 札幌弘栄堂書店パセオ西店
- 三省堂書店札幌店
- MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店
- ジュンク堂書店旭川店(旭川市)
- 未来屋書店 桑園店・発寒店
- 文教堂北野店
- Seesaw Books
- 俊カフェ
- ものがたり広がる書店 ラボラトリー・ハコ
- 書肆吉成(しょし・よしなり)
- ヒシガタ文庫
- 古本とビールの店 アダノンキ
- いわた書店(砂川市)
- 江別蔦屋書店(江別市)
- 函館蔦屋書店(函館市)
- 市立小樽文学館(小樽市)
- 六畳書房(浦河町)
- がたんことん(小樽市)オンラインショップでも販売中!
北海道外
- 埼玉県熊谷市のブックスアパートメント「太原堂」棚オーナー
「白黒ええよん」
- 東京都大田区のシェア型本屋さん「ブックスタジオ」棚オーナー
「はいくや」